2011年9月1日木曜日

オルタネーター

オルタネーター=交流発電機。

マグネットローターとステーターコイルからなるパーツ。(自動車などはレギュレータも含めてオルタと呼ぶことが一般的です。)

先日もFXDLでステーターコイルの不良により発電不良がありましたが、

今回はFLSTC。

早速テスターで各部計測。アース点検はOK。

コイル抵抗値は約0.6Ω、通常より抵抗値はやや大。すでに違和感あり。

エンジンを始動させ、交流発生電圧を測定、テスターの数値が激しく上下、異常あり。

正常なものはおおよそ20ボルト前後(回転数により異なります)発電します。


プライマリカバーを開けます。



ローターは良さそうです。ちなみにこのマグネットローターがエンジン回転と共に

ステーターコイルの周りを回転し、電流を発生させます(電磁誘導)。




ステーターコイル、なんとも無さそうですが・・・



断線!!中の配線はステーでしっかり固定してあるので、
先ほどの測定から察するに、おそらく完全には切れておらず、
接触→非接触を繰り返していたものと思われます。

過去にもここが切れていた車両ございましたので、

プライマリーを開けた時などは要チェックですね。

ステーターコイル(一部車種のみ)、レギュレター(65~99&スポーツ)在庫あります。


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