2011年7月1日金曜日

フルコンについて2

次に、本体の交換、数本の配線の入れ替えと増設、
WEGOⅢDの取付、電源等の配線、この時にO2センサーの配線もある程度
車体に取り付けを済ませておきますが、まだO2センサーは交換しません。




エキパイに取り付ける前に、O2センサーのフリーエアーキャリブレーションを行います。
所謂、計測器のゼロ点調整です。
ダイヤルゲージでも、マイクロメーターでもどんな正確な計測器でも、
ゼロ点が狂っていては正確な数値は測定できません。




この後、ようやくO2センサーの交換に入りますが、車種、エキゾーストパイプの種類によっては
純正より大きくなったボッシュ製のワイドバンドO2センサーではエンジンやフレームに
干渉してしまう時があります。
そのような場合はO2センサー取付口の位置(向き)を変えなければいけません。
また、年式によっては元々O2センサーが付いてない車両がありますので、
その場合は新たに取り付け口を新設します。
(今回例の04FLSTCには新設しましたが、説明では位置を変えるパターンに致します)




まず、干渉してしまう位置の取付口(以下ボス)を取り除きます。




切り口等を綺麗にフラットにします。




蓋を作ります。




溶接して穴を全て綺麗にふさぎます。 



そして一度車体に戻し、干渉しない位置にボスをあてがってマーキング。
その部分に穴を開け、 新たにボスを溶接して完成です。



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